人気ブログランキング | 話題のタグを見る

人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり

ご存知! 武田信玄の軍学書の中にある勝利の礎です。
おわかりだと思いますが、これをどう読むかネットで調べてみました。

勝敗を決する決め手は、堅固な城ではなく、人の力である。

個人の力や特徴を掴み、彼らの才能を十分に発揮できるような集団を作ることが大事

である。

また、人には情理を尽くすこと,誠実な態度こそが相手の心に届き、人を惹きつけること

に繋がり、逆に相手を恨めば必ず反発にあい、害意を抱くようになる。


組織の要はやはり人。心を持った人こそもっとも重要。
前からブログで、人は道具や物などのパーツじゃない!って言ってきました。

もうひとつ僕の考え方の中に、僕や僕を取り巻く仲間は皆、未完全な変形をしたパーツなんだ。
「パズルのピースのようなもの」って考え方があります。

このふたつの考え方、一見相容れないように見えます。
僕の考えが正しいのかどうか?それは知りません。
僕にとってこの2つの「パーツ」という言葉にはまったく違う意味があるのです。

最初のパーツじゃないんだって話は、体温を持たない道具や物ではなく、心を持ってる「人」なんだって意味です。
後のパーツなんだって話は、組織の中で使命や長所、短所を持った未完全で未熟な「細胞」なんっだって意味です。
そしてその細胞の良さを最大限使って、短所を他の細胞が補いあっていければいいんだって考えるんです。
一つ一つは「いびつ」なパズルのピースでも、組み合わせを間違わなければ最高の作品が出来上がる。
このピース(パーツ)の組み合わせや選択を行うべき人こそ、もっとも責任重大であり、それを組織のリーダーと呼ぶんじゃないんでしょうか。 僕は自信をもってそう思う。
このリーダーが人の心を汲めずに、人をただの道具や物だと考えたらどうなるでしょう?
このリーダーが人の欠点を責め、長所を褒められず、いびつなピースを許せず、うまくパズルを組み込めなかったらどうでしょう?
このリーダーがこのパズルは自分だけの力で組上げた自分だけの手柄と考えたらどうでしょう?
そしてこのリーダーが人を恨み、人を蹴落とすことだけに、喜びを感じたらどうでしょう?

あなたなら、共に仲間として仕事をしたいですか?
同じ目標に向かって、苦労を共にしたいですか?

この答えはひとそれぞれ・・・皆さんご自身がお考えになってください。

そして心ならずリーダーという立場に置かれている皆さんは、運が悪かったと・・・(笑)
それ程に、この立場は苦労が多く、100点がない。 そして報われないポジションです。
まっとうに生きようと思えば思うほど・・・。
それを支え・・時に救ってくれるのが、「仲間」という「人」だと思うのです。
人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり_a0198819_13173157.jpg

古儀
by yasu121928 | 2011-05-24 13:17 | 仕事系カテゴリはこちら! | Comments(0)
<< 困難にぶち当たった時 北の国から >>