この映画はおもしろかった。
皆さんは「変数変換」ってご存知? 数学の苦手な僕にとっては、衝撃的な映画で衝撃を受けた。 <映画の中のシーン> 数学の授業で、教授のミッキー(ケヴィン・スペイシー)がテレビのクイズ番組の例を挙げ、「1、2、3」の3択問題で1つに高級乗用車、残り2つがヤギをもらえるというクイズ。 司会者は正解を知っている。 生徒のベン(ジム・スタージェス)は1と答えるが、ミッキーが「司会者が3を開けたらヤギだった、さあ、どうする?」という場面。 ベンは2に変更した。 理由は変数変換で当たる確率が66.7%に増えるからだという。 3がヤギだと分かっても、確率は33.3%から50%に増えるだけのはずなのになぜ66.7%になるんだろう? 常識で考えたら、残り2枚のカードの内、高級乗用車を引く確立は50%・・・。 だが違う・・・映画の後で色々考えた。 10枚のカードの中の1枚が当たりで正解のカードを出題者は知っている。 回答者は1を選んだとしよう。 この時点で1が当たりの確立は10% そして残り2から10までの当たる確立は90%なのだ。 その残り9枚の内のハズレ8枚を出題者が引く。 90%の9枚のハズレ8枚を除外してくれるのだから、残り1枚の当たる確立は90%になる。 最初に1枚を選んだ回答者は、再度選び直す時そのままでは当たる確立は10%。 そして残る別のカードに変えると当たりは90%まで上昇する。 最後の2枚のカード・・片方は10%、残りの1枚は90%が成立するのだ。 映画はこの変数変換を使って、ラスベガスで大儲けするストーリー。 ケブンスペーシーの演技も見ものだ。 この映画は実話を元に作られている。 文章で書くより一度DVDで見たほうがわかりやすく、おもしろい。 公式HPはこちら。 http://bd-dvd.sonypictures.jp/21/ 大学生の娘も魔法に掛けられたような顔をしていた。 ぜひごらんください!!
by yasu121928
| 2012-11-08 13:15
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