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僕にとってのミスチル

昔はミスチルがキライでした。
キーキー声で、忙しなく唄う彼らに馴染めなかったのです。

でも、ある時から彼らの唄って、かわりませんでした??

すごい大人のメッセージを感じるようになって・・・。
すっごく聴いて、すっごく好きになりました。

僕が介護の業界に関わるようになって。
そこで働くある人がイメージになって。
新しい高齢者ホームを立ち上げる事になって。

僕がそのホームに抱いたイメージは、その人のイメージと重なっていたのかもしれません。
僕が新しいホームから発信したかったメッセージ。
それは、このミスチルの「彩り」という曲から。

僕のイメージには、そこで働く職員が主役になっています。
私達はこんな想いで、こんなホームを作りたいのです!って宣言ですね。
その理想があって、もがいて苦しみながら、ひとつひとつ増やしていく。

だから、そんな人たちにスタッフになってほしいし、その価値をわかる方々に入居いただきたい。
わからない方には、多分意味のない価値、特色、こだわりだと思います。

そしてそのゴールは、スタッフも入居者もごちゃまぜで、多彩な彩りのある場所になって行ってほしいと。

今でも、そのメッセージは玄関のあの壁にかかっているかなぁ。



[ 彩り ] ミスターチルドレン

ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく

コーヒーを相棒にして

いいさ、誰が褒めるでもないけど

小さなプライドをこの胸に勲章みたいに付けて


僕のした単純作業がこの世界を回り回って

まだ出会ったこともない人の笑い声を作っていく

そんな些細な生き甲斐が日常に彩りを加える

モノクロの僕の毎日に

少ないけど 赤 黄色 緑


今 社会とか世界のどこかで

起きる大きな出来事を取り上げて議論して

少し自分が高尚な人種になれた気がして

夜が明けてまた小さな庶民


憧れにはほど遠くって手を伸ばしても届かなくて

カタログは付箋したまんまゴミ箱へと捨てるのが落ち

そして些細な生き甲斐は時に馬鹿馬鹿しく思える

慌てて僕は彩りを探す

滲んでいても 金 銀 紫


ただいま

おかえり


なんてことのない作業がこの世界を回り回って

何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく

そんな些細な生き甲斐が日常に彩りを加える

モノクロの僕の毎日に増やしていく 水色 オレンジ


なんてことのない作業が回り回り回り回って

今僕の目の前の人の笑い声を作ってゆく

そんな確かな生き甲斐が日常に彩りを加える

モノクロの僕の毎日に頬が染まる 暖かなピンク

増やしていく

きれいな彩り

僕にとってのミスチル_a0198819_15561023.jpg


古儀 泰司
by yasu121928 | 2011-02-11 16:00 | 心に残る名曲 | Comments(0)
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