1
経営を資金中心で考えた場合・・・・。
その配分先は僕の考えでは、主に3つになる。 これは増収増益により得た資金の配分と考えてほしい。 ①顧客に対する還元 ②従業員への還元 ③法人の基盤強化のための留保資金 非営利活動法人のNPOならどうだろう? 僕が代表として関わるNPOでは、この3つの比率を等しく3分配したいと考えてきた。 このバランスはとても重要だと今でも考えている。 NPOの現状は、営利事業型の収益源を持つ法人以外は、助成金に頼るか職員のボランティア精神に依存するしか、今のところ生き残る術はない気がする。 小さい団体などへの寄付文化が定着しているお国柄であれば別だが、そんな時代は遠い未来の話だ。 僕がNPOを運営している中で、「NPOも利益優先じゃないか」とか「NPOなんだから無償でやってやればよい」とか「奉仕の精神でやるべきだ」とか、おっしゃる方がいらっしゃいます。 たとえば利益を優先しなければ、従業員に努力相応の給与を払ってやる事なんてできるはずもなく・・・・ 安定したサービスを提供し続ける余力が法人にできるはずもなく・・・・ って事で。 僕の考えはこうです。 ①のサービス受益者にすべての資金を投入するのなら、職員は無償のボランティアになる。 もともとボランティアで見返りを求めず、毎日毎日働き続ければよいだけの話だ。 ボランティア活動をすればよいのだ。 それで給与を求めるなんて有り得ない話だ。 ③の会社に資金を集める事に重点を置くのなら、NPOなどやらずに株式会社にすればよい。 利益を追求して儲ける事に徹する普通の営利法人の姿だ。 ②の従業員への還元に全て回していく会社が存在したとしたら、遅かれ早かれその会社は倒産する事になるだろう。 僕たちNPOの重要な特性は①~③のバランスを常に意識しながら、偏ることなく、そして その中の優先順位を違えることなく、絶妙なポジションを保ち続けるという事だと思う。 NPOで勤める以上。 営利法人以上に奉仕の心を持って、温かみをもったサービスを提供しなければいけない。 営利法人以上に職員の努力に報いなければいけない。 営利法人以上に脆弱な法人の財務基盤を気にかけた繊細な経営をしなければいけない。 より温かみのあるサービスの提供にはプラスのコストがかかるし、職員にもプラスの労力がかかる。 プラスの労力に報いるためにはプラスの人件費が必要になる。 営利法人に比べて、法人安定のための留保資金は圧倒的に少ないのは当たり前なのだ。 それで良いと思うし・・でもそんな事情も、話の分かる誰かには少し知っていてほしいなぁ。 ![]() KOGI ![]() ▲
by yasu121928
| 2013-10-26 10:44
| 仕事系
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メモ代わり・・・(笑)
ネットって便利だけどすぐに消えてなくなるからね! 国内外に1000店舗以上を展開し、来日したイタリア人の間でも評判になるほど良質な料理を低価格で提供する、イタリア料理チェーンのサイゼリヤ。 ミラノ風ドリアが299円、マルゲリータピザ、キャベツのペペロンチーノがそれぞれ399円など業界他社を圧倒する低価格を実現しつつ、売上高利益率5%であれば優良といわれる外食業界において同10%を維持し、高効率経営を達成している秘訣はなんなのか? 今後も国内外で年間100店舗という出店ペースで、2018年8月期には現在の1.5倍の1500店体制を目指し、今年1月には千葉県に50億円を投資した最新鋭の食品加工工場を稼働させたサイゼリヤ社長室広報課長の内村さやか氏に、 「多くのリピーターを呼ぶ料理の商品開発の秘訣とは?」 「低価格と高効率経営の両立を実現させる秘訣とは?」 「無駄なく質の高い食品加工から店舗運営までのプロセスを実現するための取り組み」 「新しい局面を迎える人材育成と組織改革への取り組み」 などについて聞いた。 --売上高経常利益率が平均5%以下といわれる外食業界の中で、貴社は10%を上回っています。その秘訣はなんですか? 内村さやか氏(以下、内村) 外食産業は労働集約型なので、他の産業に比べて人件費の割合が高いという特徴があります。つまり、売上高経常利益率を高めるためには、効率的な店舗運営を行い、いかに人件費のムダを抑えるかということが最も重要なのです。ただ、私たちは10%という数字だけを目指してきたわけではありません。効率的な店舗運営を追求した結果が、この数字となって表れているということです。 当初サイゼリヤは、イタリア料理専門店として1973年にオープンしました。オープン当時はお客様にあまり来ていただけず、かなり苦戦しました。そこで、思い切って価格を下げたところ、一転して行列ができるほどのお客様に来ていただけるようになったわけです。 それはすごくうれしいことなのですが、でも今度はそれだけのお客様に対応するためのスタッフが不足してしまったのです。そこで、料理をつくるという作業の生産性が必然的に求められ、創業者である正垣泰彦(現代表取締役会長)がさまざまな工夫を凝らしました。その一つが通称「マテハン」(マテリアルハンドリング)です。人間の体への負担を少なくし、最低限の動き、最小範囲の動きで料理をつくれるように物の配置、レイアウトなどの工夫を凝らしました。私たちの効率化は、人件費の削減そのものを追求してきたからではなく、お客様にいい料理をいかに早く出すかを追求してきた結果なのです。 当時の従業員には、「忙しくて大変」「人が足りない」、そういう意識はなかったようです。とにかく自分たちの忙しさの先にはお客様がいる、そのお客様が喜んでくれる、そういう思いを持った人たちが集まっていました。そして、そういう思いは“サイゼリヤのDNA”として今の従業員にも受け継がれています。 --「お客様を第一に考える」という企業文化が、従業員に浸透しているわけですね。 内村 そうでなければ、この価格ではなかなか提供できません。従業員2人で手が余りながらゆっくりやるよりは、一人できびきびやることが、この価格の維持につながっています。「こんなに食べてこんなに安いの? いいの?」といったお客様の言葉が、私たちにとって何よりも励みになるんです。 --商品開発の面で、工夫されていることはありますか? 内村 何か食品や食材がブームになると、商品開発と称してそれを取り込もうとする飲食店はたくさんありますが、私どもはそういう一過性のブームを追うようなことは一切していません。例えば、最近話題になっている塩麹も私どもでは使っていません。あくまで創業時からの商品構成や商品の本質的なコンセプトを基本にしています。価格に対してお値打ち感があること、すなわち来店したときのお客様の総合的な満足度が価格を上回ること、それを創業以来追求し続けています。 私どもでは、イタリアの食文化は人々の生活に根差したものであり、一生をいかに健康的に過ごすかということに対して先人が研究してきた結果が今の料理になっていると理解しています。それを日本人にも知ってもらおうという啓蒙的な意味も、料理やサービスに込めています。 例えば、メニューブック。その順番が前菜やサラダから始まっているのは、そういう考えからです。メニュー通りに食べていけば完全なフルコースになるし、ピックアップして食べれば、朝食や昼食になるわけですね。実際にイタリア人は、そのように食べているわけです。そして、そこにチェーン店だからこそできる素材開発を組み合わせているのが、今の私どものスタイルです。そういう考えが大きな幹となっており、自分たちの幹をさらに太くし続けることで、お客様に喜んでいただこうと考えています。自分たちは何をすべきかという幹が、よりはっきりしているということです。 ●お値打ち感のある価格設定から始まる --来日したイタリア人の間でも評判になるほどの「味の品質」を保ちつつ、例えば、ミラノ風ドリアが299円、マルゲリータピザ、キャベツのペペロンチーノ、ムール貝のガーリック焼きがそれぞれ399円などの低価格を実現している点が、サイゼリヤ人気の理由の一つとして挙げられると思いますが、その秘訣はなんでしょうか? 内村 現会長の正垣は、70年代に何度もイタリアに行って研究を重ねて、当時持ち得た知識や料理の腕でつくれる最高のイタリア料理を考え、メニューをつくりました。考え得る限りいい食材も使っていたので絶対おいしいはずだと考えていたのに、実際はほとんど売れなかった。 そのときにコックとして厨房に立っていた正垣が考えたのは、「最終的には自分の出す料理に“お値打ち”がないだけ」ということでした。“お値打ち”というのは、価格に対する商品価値などの、お客様の総合的な満足度のバランスです。そこで、これまで同様、これ以上自分たちはおいしくできないというレベルの料理を出しながら、価格を従来の7割引きにしたわけです。その価格はたばこ一箱あるいは週刊誌一冊と同じ価格、つまり誰もが気軽に払える価格と同じでした。その結果、お客様が一挙に増えました。お客様が喜んでくれる、“お値打ち”と思っていただける価格を見つけたわけですね。それが、たまたまこの価格だったのです。 一般的な飲食店は、原材料価格を積み上げ、そこに利益を加えて料理の価格を設定していると思いますが、私たちは、お客様が喜んでくれる、“お値打ち”と感じてくれる価格帯が先に決まりました。そして、「どうしたらその価格で利益を出せるか?」ということをそのあとに考え、実現するための取り組みを行うという順番でやってきただけなのです。 --正垣会長は日頃から「激安セールはよくない」と言っていますが、その理由はなんでしょうか? 内村 人間の心理には、食べ物に対して、ある程度妥当だと思う価格があると考えています。300円であれば、味や品質はきっと大丈夫だろうと判断するわけですね。もしそれが200円だとしたら、「大丈夫か?」という根拠のない不安が出てきます。そういう価格は、その時代の人たちに染みついた価値観によるもので、安くしても売れなくなる水準があるわけです。 --低価格を実現するために、どのような経営努力をされたのですか? 内村 1店だけでやっている時と、店舗数が10店くらいに増えた時とでは、取り得る手段が違います。1店でやっている時は、なかなかいい食材が手に入らない。本当にいい食材、つまり自分たちがよいと判断できる品質の食材を手に入れるには、やはり規模が必要です。規模があれば輸入するにしても効率が上がりますし、私ども専用につくってくれる可能性もありますね。自分たちがいいと思っているものを、お値打ち価格でお客様に出せるわけです。そうすれば、お客様に喜んでもらえます。 また、コストを抑えるためには、自分たちのムダをなくすことですが、これは当たり前のことのようで、「何がムダか? どうすれば効率的なのか?」というのは難しい問題ですね。例えば、2人でやるところを1人でやって月20万円削減できたとします。でも一方で、商品開発には年間1億円を使ったとして、開発したものがすべてうまくいくとは限りません。うまくいかないときには損失が出ます。その損失を社員1人当たりに換算するといくらになるのか? 商品開発の考え方そのものにもムダがあるといえるかもしれませんよね。その辺は、すごくドライに考えています。 --来店客数を増やすためには、やはり価格が一番重要でしょうか? 内村 やはり価格は大きい要因だと思います。多くの人がお財布の中身と相談するわけですからね。 もう一つは、飽きない味を追求しています。つまり濃すぎない味、おいしすぎない味です。毎日の朝ご飯のような感じです。朝ご飯は毎日同じようなものを食べていても、飽きませんね。同じようなものだからこそ、いいわけですね。チェーン店で店舗数を増やすには、そういう考えのほうが、お店は増やしやすいと考えています。それに、お客様にとっても利用する機会が増えると思います。1回食べて忘れられない味というのは、1回食べたら次は1年後でいいというようになりますから。 ●効率的な店舗運営の秘訣 --サイゼリヤでは効率的な店舗運営を目指して、マニュアル化がかなり進んでいますね。 内村 「マニュアル化されていますね」とよく言われますが、私どもはそう思っていません。マニュアルというのは、お客様に不愉快を与えない、不便を与えないための最低限の“決まり事”で、もちろん弊社も完備しています。別の言い方をすれば、常に100点満点のサービスをお客様に提供できていないとも言えるわけです。世の中にはいろいろな飲食店がありますから、満点のサービスを目指しているところもあります。でも、私たちはこの価格帯なりの、お客様が不快や不便を感じない、そういうサービスを目指しているわけです。 ファストフード店のように、対面式でカウンターで料理を出して完結というスタイルであれば、お客様との関わりが少ないので大部分をマニュアルで決めやすいですね。でも私どもはテーブルサービスをしているので、お客様と関わる中で臨機応変に判断しなければならないことがたくさんあります。その全部をマニュアル化することはできないですね。つまり、訓練でしかなし得ないこともたくさんあります。 --サイゼリヤ独特の、効率的な店舗運営のための取り組みなどはありますか? 内村 さまざまなバックグラウンドを持った人たちがある作業をしたときに、その結果に差異が出ないようにするのは結構難しいことです。人によって経験・能力に差があるので、その結果には当然差が出てしまうわけですね。逆に言えば、人の能力に依存する部分を少なくすれば、その差は小さくなります。 例えば、食材の仕込みは、かなり難易度が高い作業です。レタスの玉の大きさが違えば、その洗い方も、どの葉を使うかも違います。そういう作業は、私どもでは工場で熟練の技術を持った人、慣れた人がやります。その結果、店舗で使用する食材はできるだけわかりやすくし、また扱う器材も可能な限り単純化し、調理工程を極力シンプルにすることで、人の能力による結果のぶれを少なくしています。 ●新たな局面を迎える人材育成と組織づくり --貴社の社員教育、人材育成への取り組みについて教えてください。 内村 ひと昔前、急成長していた頃は、労働力としてパートさんやアルバイトの方々の教育が追いつかず、正社員が店舗に出て働くということが多かったですが、今はパート・アルバイトの戦力化が進んできたので、社員は管理職としての仕事に集中する体制づくりを整えつつあります。つまり、社員には何をすべきかを考える能力、問題点を発見して改善する能力、そういうことが求められているわけです。もしパートさんやアルバイトの方々と同じ作業をするのであれば、それをやった結果として、教え方を変える、改善点を見つける、そういう意識を持ってやらなければダメですね。 ですから、(社員が)ぼーっとお客様に料理を運ぶだけというようなことはするなと言っています。しかしそういう意識改革は時間のかかることなので、それほど簡単にできるものではありません。 --そうした意識は、採用や社員教育などの面に、何か具体的な変化を及ぼしているのでしょうか? 内村 新入社員は、研修終了後は店舗に配属されます。店舗では店舗オペレーション、アルバイトの方々やパートさんとの人間関係、そして当然お客様への応対、そういうことを実際に勉強していくわけですが、店舗には社員が店長しかいないというところもあるわけです。そうすると、いろいろな考え方や物事の進め方に触れる機会が少なすぎて、ちょっとバランスの悪い人間になってしまうということが最近わかってきました。 つまり、中堅社員の持つ能力に偏りが見られたわけです。そこで、そういう社員が20歳代の時にどういう経験をして、どういう経験をしなかったか、今その洗い出しているところです。 これまで外食企業では「店長になるための教育」が多く、私どももそのノウハウの蓄積はあります。しかし今の時代、これから会社を支えていくような人材に育てるということは、店長を育てるための教育だけでは足りません。会社を担うような人材をどう育てていくかが課題と考えています。 ここ7~8年は、店長経験を前提とする採用をしてきました。しかし、そうするといろいろな部門が求める人材の要求に応じられなくなってきました。店長に必要な資質だけでは、多彩な職務をまかなえなくなってきたのです。それだけ会社が大きくなったということでもあり、そこで採用時点における基準を見直そうと考えています。 --今後の出店ペースについては、どのようにお考えですか? 内村 国内は従来通り年間50店舗で、海外も加えると100店舗という出店ペースを計画しています。そして、2018年8月期には、現在の1.5倍の1500店体制を目指しています。 --さらなる成長に向けた、今後の取り組みについて教えてください。 内村 現在は会社を支えていくような人材育成に特に力を入れています。経営体質を強化しながら、30年先、50年先の青写真を描けるような人材を育てていかなければなりません。外食産業には取り巻く経済環境から人材が集まらない時期があり、他の成熟した産業が持っているような人材が不足していると思っています。外食産業が本当の意味での産業として成長していくためには、他の産業並みの生産性を生み出せる企業にならなければならないと考えています。外食産業の中で、そこにチャレンジし続けるのが、私たちに課せられた使命なのではないかと思っています。 それから、我々の求める品質を求める効率でつくれる、そういう製造技術をさらに高めていきたいと思い、50億円を投資して千葉県に最新鋭の食品加工工場を今年1月に稼働させました。従来の工場加工では出せる味に限界があり、人手がかかるやり方には非効率な面もあり、リスクも高いです。ですので、加工プロセスに極力人が介入せず品質を上げていく、そういう製造技術を持てるようにしていきたいと思っています。 ▲
by yasu121928
| 2013-10-09 22:53
| 仕事系
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こういう男が本物なんだね。
僕はちょっと偽物っぽいわ。 ちょっと涙しました・・・。 ヤフーのトピックスだけど・・まあ、読んでみて・・・・・。 結婚されている方に質問です。初めて質問させていただきます。旦那様、または奥様にしてもらって、何か感動した事はありますか。 私は、結婚13年目ですが、すぐに思い出せる出来事は、義理母が入院していた時、自営のお店を無償で手伝い(人を雇うお金がないからと、どうしても手伝って欲しいと言われました)昼は自分の仕事をして、夜は、義理母のお店のお手伝いと、そんな毎日が続き、疲れ果てていたのですが、この間、そうとう旦那には不満を言いました。いくら嫁でも無償はあんまりだと。 やがて、義理母は亡くなり、お店を閉め。忘れた頃に、旦那の会社にボーナスが出ました。 ボーナスといっても、10万円もないのですが・・。そして、 「今まで頑張ってくれた、○○にボーナスをあげる」と、旦那が、全部私にくれたのです お財布は、私が握っていますが、ボーナスのみ自由に使って良いという決まりでした。 あの時、お店を手伝ったのは、会社員の旦那も同じです。 私は、お母さんが病気で旦那の方が辛かったのに、不満を言っていた自分を恥じ、 なんだか、その旦那の気持ちだけで、嬉しくなってしまい、私は、ボーナスを使う事が出来なかったのですが。 そして、翌年の結婚記念日に、「今日は結婚記念日だね、今まで苦労ばかりかけてごめん、頼りない僕だけど、これからもずっと、一緒にいてくれますか」とメールが来ました。 なんだか、2度目のプロポーズをされた気分になりました。 私は、「私のほうこそ、わがままな私でごめんね、これからも、わがままをいっぱい言うと思うけれど、いいですか」と返信 すると、「妻のわがままをどれだけきけるかが、男の甲斐性なんだ」と返ってきました。 普段男らしいなんて思った事はないですが、私は、この時、旦那の器の大きいさに気づきました。 改めて惚れ直した出来事です。 結婚すると、嫌な事も多いけれど、結婚して良かったなと思うこともありますよね KOGI ▲
by yasu121928
| 2013-10-08 00:02
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僕ももうすぐ50歳。
この年になると葬儀などに参列させていただく事も多い。 福祉の仕事柄から同世代の人より多いと思うし、父が早くに他界したので跡取りの立場としても多くなってしまうのだ。 ![]() 先日、姉の嫁ぎ先のお母さんが亡くなられた。 享年93歳。 寝たきりになってからの期間も少なく、家族でデイサービスなどで・・・いろんな事を楽しまれ、いい人生だったと個人的には感じています。 ![]() 葬儀に義兄と姉が選んだのは、松阪 三雲町の「すいれん」という葬儀会館だった。 チェーン展開をしているような有名な会館ではなく、どちらかというと規模の小さい葬儀会館だ。 以前からこの「すいれん」で葬儀を行われる方がなぜか多いので、なんでだろう・・・?と興味があったのだ。 自宅から送ってやりたいと、納棺や出棺は自宅で行われて、親戚の僕も見送らせていただいたのだが、その時にここのスタッフの「違い」を感じ取ったのだ。 なんだろう・・・・。 ![]() 資格試験に出そうなマニュアルチックな、流れる様でそれでいて温かみを感じられない葬儀スタッフを見慣れている僕には衝撃的だった。 一言一言 ![]() ![]() 不覚というのは、悪い意味ではなく、父の時も祖母の時も泣かなかったのに・・・って部分で。 僕の涙は、スタッフの方が亡くなられた方やその家族を思う体温のある言葉から出たものだ。 気持ちのあるものは何か伝わるし、温かさは人の心にこんなにも大きなインパクトがあるのです。 ![]() ![]() 告別式は会館で・・・ 入口には色紙が飾ってあって、嫁ぎ先のお母さんの名前の一字一字をつかってメッセージが書かれていた。 これを入口に飾られる意味は大きい。 参列者は皆見入っていたもの。 そして、その文面は亡きお母さんを偲び想い巡らせるに十分な文章だった。 両家の家族で一緒に旅行に行ったり、そんな事を思い出しながら告別式に参列する・・・・。 これぞ本当の告別式。 そう強く感じた。 素晴らしい配慮だ。 僕と妻はまた少し涙しました。 ![]() 館内はユーミンの「ひこうき雲」や美空ひばりの「川の流れのように」が、ゆっくりと静かに演奏されていた。 告別式では若かりし頃からの彼女の記録がスライドで撮された。 ご夫婦での旅行、孫たちとの写真、デイサービスでの姿・・・ 映像には家族からのメッセージが添えられていた。 在りし日の姿を、家族の体温を添えて参列者に伝えられた気がする。 僕や妻も含めたくさんの方々が涙されたと思う。 ![]() 多くの参列いただいた方が、付き合いの中での「儀式」ってだけではなく、故人に想いを巡らせていただけるって事、とっても意味深いことだなって感じました。 葬儀業者ってなんかぼったくりの世界で、本当の「価値」を皆が見いだせず、先例に従って行なって来た感がありますね。 それが証拠に葬儀も近年、すごい勢いで簡略化されています。 だれも簡素化しなかったからできなかった・・・だれからしたら後は雪崩をうったように変わっていく。 だれもその対価を見いだせていない証拠です。 ![]() 簡素化の流れは当然だと思いますが・・・ もししっかりと送ってやりたいなら、ある意味形のない「葬儀」を、価値ある・・気持ちある・・ものにしたいですね。 すごくそんな事を感じました。 ![]() 「すいれん」・・・自身の存在意義をよくわかって、こだわりという差別化が見事に活きている会館だと感じました。 J○Aや斎○奉○閣とえらい違いやなぁ~。 ![]() いいもんはいい。 ちゃんと口にだして言わないとね。 ![]() すいれんのホームページです(参考) http://www.suiren-sousai.com/ ![]() KOGI ▲
by yasu121928
| 2013-10-06 11:38
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久しぶりに会社で「お泊り」をしている。
創業当時は白山で・・・・ 前の会社でも四日市で・・松阪で・・・ よくお泊りをしたものだ。 ひとつ言えるのは、段々と深夜の仕事時間が短くなって来ているという事。 四日市の頃は、朝の5時頃までPCに向かっていた。 別にやりたくもなかったが、やるしかなかった・・そんな時期だった。 最近は年のせいか、意欲低下の影響か、どうもだめだ。 でも、お泊り仕事もイイ面はあるんだ。 お酒を飲みながら仕事ができる。 なんかのんびりと、飲みながらやっていると・・仕事すきなのかなぁ~?という錯覚に陥る。 これが労働基準法がなんとか・・という視点だったら、しんどくてやる気もうせるだろう。 そういう意味では僕は幸せ者です。 でももうお酒でベロベロですが・・・・・・。(苦笑) MYブログも久しぶりの更新です。 それだけ毎日に余裕がないって事。 忙しいんじゃなく、大変なだけ。(笑) 世の中の厳しさを、ほら・・ひとつづつ・・でも拾ったものは無駄には・し・ま・せ・ん・よ~ ![]() 久しぶりの更新でした! ![]() KOGI ▲
by yasu121928
| 2013-10-04 22:47
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