1 このブログを始めたのが2011年の1月・・・5周年。
ブログを始めるきっかけになったのは、当時勤めていた会社を辞めた事が大きい。 介護事業を担当する部の責任者としてがんばって来たが、色んな意味で思うことが多かった。 そんな法人が5年を経て存続の危機に瀕している。 もはやこの危機は切り抜けられない。 世間はそれ程甘くないでしょう。 5年前、僕は自分自身の見識や判断、それに分析力に絶対の自信を持って退職した。 いつか行き詰まる・・こうなるだろうと正直予見していた。 そして退職して2年を過ぎたころだっただろうか・・・僕は別の疑問を持ち始めた。 もしかすると彼らの考え方ややり方が正解ではなかったのか・・・。 大きな事業の経営者や政治家など大物が活躍する世界では、これぐらいの事をしなきゃやっていけないのかも。 ごく普通のことなんじゃないか? 僕は彼らを尊敬しなきゃいけないんじゃないかと・・・。 そして5年後。 高額な預託金の不正流用。 関連法人への不正融資。 短期貸付金は長期貸付金で預託金、その後百五銀行経由で迂回融資。 民事再生法の適用を申請。 公益財団認定取り消し勧告。 本当に驚きの連続でした。 僕はその法人や経営陣に恨みとか憎しみとか全然ありません。 でも返してやってくださいね。 人の金で相撲取り逃げしたらあきません。 ひとりひとりの高齢会員さんの顔浮かんできませんか? 僕は恨みは全然ありませんけど、あの人達は恨みますよきっと・・・。 ちゃんとやらんとあきません。 今回僕があえてこれを取り上げたのは、この法人の行く末がもう決まってしまったから。 5年前の僕の自分自身の見識や判断、それに分析力がやはり正しかったのだという「結果報告」が、どうしてもしたかったのだ。 下に5年前に僕が書いたブログがある。 題名は「カダフィー大佐を探せ」 このブログに僕が書いたのは、ここら辺の事なのです実は・・・。 そう思って読んでいただくと、実によくわかる。 我の先見力確かなり。 「カダフィー大佐を探せ!」 2011年3月リビアのカダフィー大佐をご存知か? 中東なのかアフリカなのか、微妙なところですが・・・。 今日は彼を題材に「痛烈に」僕の身の回りを語ってみたいと・・・(苦笑) 中盤から、我々の身近な問題に切り込んで行きますので! 政治がキライな方も、どうかよろしく♪ ただし・・ hotでやさしい僕の文脈がお好きな方は、どうぞココでおやめください。 それから、僕の生き方にそぐわないなって、普段から思われている方・・・これも読むのはご遠慮ください。(笑) カダフィーさんて言えば、独裁者。 美女(愛人?)のナースを付き添わせて、我々男性陣の成功とだぶらせてくれたりします。(笑) 独裁者が居座る国家といえば・・・例えば北朝鮮。 独裁者のお決まりで、最高権力、名声、富、武力など、その全てを手に入れようとします。 織田信長は、自分を神と考えて欲しかったっていう「説」もあるほど。 独裁者は、わかりやすい言葉で言えば「王」なりたい。 もっと言えば「神」になりたい。 信仰し崇められる存在になりたい。 オ◎ム心◎教の麻◎さんはどうだったでしょう? キムジョンイル氏はどうでしょう? キムさんは、「偉大なる将軍様」とかが定番で、いかに最高権力の位にこだわっているかが、よくわかりますね。 そこで。 カダフィー大佐はというと・・・ ここが不思議なところなんです。 航空機爆破などのテロの首謀者。 最近、いきなり罪を認めて、テロ指定国家解除。 徹底的な弾圧による権力の行使は、他の独裁者と同じです。 デモにも、一切の容赦なく自国民を殺害した。 彼の不思議さは・・・なぜ大佐なのか?(笑) 将軍でも大統領でもいいのにな・・・(笑) 大佐って・・・不思議だね。 でしょ? それから・・・ エジプトのムバラク大統領など、民衆のデモの規模や勢力に圧倒されて、次々に譲歩・・懐柔策を小出しにして崩壊する独裁国家が頻発する中、彼は譲歩しない。 それが、いずれ自身の破滅につながる事を知っているから。 ある意味。臆病者でも彼は状況判断が出来てる。 「中途半端にね」 この中途半端に「出来る男」が招く悲劇・・・。 これは彼以外のその他大勢にとっては、究極の「悲劇」なのです。 彼の判断がある程度確かな事で賢く立ち回るから、リビア国民にとって最悪の今の環境が延命されるのです。 そして、それこそが大勢の人々にとって最大の悲劇なのです。 さあ! 身近で探してみましょうか!!(笑) 貴方がお勤めの会社の社長さんはどうですか? 貴方の部門の責任者はどうでしょう? アホならアホでいい。(笑) 中途半端な賢さは、本人には多少のプラスでしょうが、周りは大迷惑なんですよね。 ころぶ時は素直にころんだ方がいい。 だいじょうぶ! 転ぶ前にはちゃんと声掛けるからと言っといて、大転倒して脳挫傷ならどうします? もう少し賢いと損害賠償請求してきたりする。(笑) いつかは「正義」が勝つのですが、50年後に勝ってもしかたない。 50年間も悪の世で、我慢する事になるのですから・・。 皆さんも自分がやっている事が、「プラスである」って、自分の中だけの確信があっても・・・ その貢献が、組織や会社にとって、ただの「延命」だけにしかならなかったら、どうします? 大丈夫、この注射で絶対助かりますからって・・・うそを言っているだけだったら・・・。 それって、皆のためだろうか・・・ カダフィ氏。 側近の取り巻きがどんどん逃げて行って、どうしたと思います? 「逃げてくような事をしているから、皆逃げていく」って事に気付かない不幸。 良いことを、普通にちゃんとする・・それだけでいいのにな・・。 他人に逃げられて・・ 信じられるのは、身内だけ・・・ 北朝鮮でもそうでしょ? 身内で固めるしかないんです。 身内は裏切らないから・・・ そんな目で見てると、取り巻き全部が裏切りそうに見えてくる。(苦笑) こうなるともう悪循環ですよね。 そのうち、身内も信頼できなくなって、兄弟姉妹同士で争いが起こったりするんだよ。 戦国時代がそうだったでしょ。 つまり、そうなったなら・・戦国からひとつも進化してないってことですね。 最後は自分だけしか信じられなくなる。 誰かを疎外する事で他の仲間が結束する・・・村八部方式 問題児を排除すると、普通だった人が次の問題児として疎外される連鎖・・・浅間山荘方式(日本赤軍) 取り巻きが、疎外されるのを恐れて、正確な情報を伝えなくなる。気に入られる事だけしか伝えない・・・裸の王様方式 この三番目が一番問題。 素っ裸の王に素敵なお召し物ですね!と皆が讃える。 情報を意図的に絞られたり、コントロールされてしまう。 これでは、王様は正確な判断はできませんよね。 王様も、その人格に高さを求められますが、それよりも大事なのは、それを取り巻く人材。 ここにかかってますよ。 小さいフィールドでしたが、僕が事業所などを運営させてもらってた法人では、僕の下についた部下が良かった。 これに尽きる気がします。 ひとりじゃないよ。 最低でも3人は必要ですね。 それでさえ、報告を受ける時に、かいつまんだ報告じゃなく、「耳にしたそのままの言葉と強さ臨場感でしゃべって!」とか、何度も言ったものです。 部下にまとめられてしまうと、部下の主観が混入するでしょ。 それから、部下の理解した内容に「勘違い」や「思い込み」が入ってしまう事が多い。 トップは正確な状況判断ができなくなるんです。 僕の場合、この点にすごく細かくこだわりましたよ。 皆さんが今、働いてらっしゃる貴方の会社ではどうでしょう? 大きな会社で、基盤がしっかりしていれば、陣取りゲームだけで何の問題もないでしょうが、小さい会社で3つとも当てはまれば、無くなりますよその会社。 こんな問題は、職員2人や3人がどうしようと思っても、どうにもなりません。 さよならは突然に来るのです。 そうならないように、良くしていくように・・・どうにもならない経営者や勢力と戦うのは、全員の総力しかないでしょう。 そして、抜きん出て強く有能なリーダーの下でなければ、それは不可能だと思いますし、そんなのに付き合う暇な有能者はなかなかいないと思います。 ダメな権力者ほどいいって言うのは・・・・ 下々に危機が伝わりやすいから。 権力者を部下が修正しやすいから。 権力者に取って代わって、組織を刷新しやすいから。 権力者がアンバランスに賢いと、これ最悪の結果を招きます。 ご覧の皆さん。 貴方が一般社員なら、そんな目で上司や会社を見てください。 責任者の立場なら、自分はどうなのか? ない能力を有る様に見せかけていないか?って見回してください。 貴方がもし経営者で、自分が今までの話に「当てはまるな!」って、思われるなら、迷わずに社長の座を去ってください。 きついようですが、貴方の内面的な問題や欠陥で、大勢の人が路頭に迷う。 こんな事はあってはいけません。 いい迷惑でしょ。 それぐらいに自分で感じて、覚悟を決めて仕事していって、ちょうど良いぐらいですよ。 役職者の方々は、ご自分がそんな立場にあるって事、絶対忘れちゃいけませんヨ。 自分のブログ・・・言いたい事言える場なので、好き放題言いましたが、世間ではこんな自分の意見は一切封印してるんですよ! あ・し・か・ら・ず。(笑) ▲
by yasu121928
| 2016-02-07 17:14
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